初めての一人暮らし。実家から家具を運び込むのもありですけど、せっかくならまっさらな家具を揃えて新生活をスタートしたいですよね。
一人暮らしをするのに、どれだけ家具を用意しなくてはならないのか気になるところですが、ここで取り上げている6つの家具を揃えれば、生活する上で不便を感じることはないはずです。
この記事ではさらにそれらの家具のおすすめ購入方法と、あるともっと暮らしやすくなる便利な5つの家具を紹介していきます。
目次
1.一人暮らしに必要な家具は全部で6つ
一人暮らしをするにあたって必要な家具は、次の6つです。室内の広さやライフスタイルによっては必要じゃないものがあるかもしれませんが、カーテンと寝具セットの2つはどんな方も入居日から必要になるでしょう。
1-1.カーテン
外からの日差しを防ぐだけでなく、外から室内が覗かれないようプライバシー面も考えると、入居したその日からカーテンは付けておきたいです。
関連記事:一人暮らしのカーテン選びは3つのポイントから絞り込む!おすすめ商品も紹介
1-2.寝具セット
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良質な睡眠をとるために絶対必要なもの。ベッド派じゃなくても購入しておきましょう。
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1-3.ベッド
布団派の方には必要ありませんが、ベッド派の方には必要です。一人暮らし用のベッドとしては、次の4つのベッドがおすすめ。それぞれにメリットがあります。さらに詳しいことや、おすすめの商品を知りたい方は、サイト内記事「【決定版】一人暮らし用ベッドの選び方とおすすめ4選」をご覧ください。
1.折りたたみベッド
メリット:折りたたんで室内を広く使える。
2.ソファベッド
メリット:ソファとベッドの2つの使い方ができる。
3.ロフトベッド
メリット:狭い空間を有効活用できる。
4.脚付きマットレスベッド
メリット:マットレスがいらない。脚元のスペースを収納に使える。
1-4.テーブル・デスク
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食事や勉強、パソコンを使うときなどに。一人暮らしの場合ですと、椅子を必要としないローテーブルが便利。長時間勉強などの作業をするのであれば、デスクとチェアのセットも検討しましょう。
関連記事:一人暮らしのテーブルの選び方は?おすすめのテーブル10選
1-5.収納家具(本棚、食器棚、タンス、チェスト、シェルフ、キャビネット)
書籍、雑誌、食器、カトラリー、小物、書類など、様々なものを収納するのに必要な家具です。また、クローゼットが室内にないときは衣装棚やタンスが必要。カラーボックスで代用するのもありですね。
1-6.テレビ台(ローボード)
山善(YAMAZEN) テレビ台 幅112 ダークブラウン YWTV-1130(DBR)
テレビを置くときに必要です。テレビだけでなく、Blu-ray・DVDプレーヤーやゲーム機などもまとめて収納できます。
2.一通り揃えるのにかかる費用は5万円
一人暮らしに必要な家具を揃えるのに必要な費用は、総額5万円程度と見積もっておきましょう。
下は家具それぞれの費用になりますが、最低スペックでの価格となっています。ブランド家具やデザイン性に優れた家具を買いたいのであれば、その分費用はかさんでいきますから、自身の予算に応じて検討してください。
費用の目安
- カーテン:2000円〜
- 寝具セット:1万円〜
- ベッド:2万円〜
- テーブル・デスク:5000円〜
- 収納家具:5000円〜
- テレビ台:5000円〜
3.おすすめ家具ショップ|ニトリ・無印良品・IKEA
家具を購入する方法としては、実店舗、通販サイト、中古のオークション(ヤフオク!)などがありますが、大型の家具を一通り揃えるのだとしたら、やはり現物を直接確認することのできる実店舗での購入をおすすめします。
通販サイトは商品比較を簡単にできるなどのメリットはありますが、画像だけで判断をすると、実際に自宅へ配送されてから「色味やサイズ感が思ってたのとちがう…」なんてことがあるかもしれません。
初めての一人暮らし用の家具をお手頃価格で購入できる家具店として、ここではニトリ・無印良品・IKEAを取り上げます。
3-1.ニトリ
「お、ねだん以上」のキャッチコピーで有名な、格安家具ショップの代表的な存在。その魅力は何といっても価格。デザインに特別なこだわりがないのであれば、全く問題ありません。
アウトレットの取扱もあり、通常価格より大幅に安く購入できることも。東京都内に26店(2015年12月2日時点)出店していますが、郊外店が多くて移動に時間がかかることが唯一のデメリット。
公式通販(ニトリネット)もやっているので、そちらでまとめて購入する手もありです。
3-2.無印良品
シンプルでいながら、どこか温もりを感じさせる無印良品の家具は、たくさんのインテリア雑誌や書籍が出版されるなど、とても人気が高いです。特別なこだわりはないけれど、シンプルで統一感のある部屋にしたい…そう思う方に特におすすめ。
店舗数も多いので、気軽に足を運べます。ネットストアもあるので、ネットで買ってもいいですし、ネットで候補を絞り実店舗で確認、購入するのもいいでしょう。
3-3.IKEA
こちらも知らない人はいないであろう有名店。デザイン性の高い家具を格安で購入できるため、「部屋の家具は全部IKEAで揃えた」という方は少なくありません(どうでもいい話ですが筆者もそのうちの一人でして、テレビ台、シェルフ、ソファ、PCデスク、ダイニングテーブルをIKEAで購入しました)。
ただし、デメリットもそれなりにあり、基本的に購入した商品は自分で持ち帰り、自宅で組み立てる必要があります。大型家具ですと組み立てるのは結構大変です。「そんなの無理」という方は、有料の配送、組み立てサービスがあるので、そちらを利用しましょう。
4.暮らしを便利・豊かにしてくれる5つの家具
最初に必要な家具を紹介しましたが、ここではあると便利な家具をご紹介します。
4-1.ソファ
自宅でまったりくつろぎたいのであれば、お気に入りのソファは欲しいですね。一人暮らし向けの賃貸物件ですとスペースの問題で躊躇してしまいますが、そこはソファベッドという選択肢で乗り切るのもありです。
4-2.キッチンワゴン
ワンルームの部屋のキッチンは手狭で、料理に不向きです。もし自炊をしたいと考えているのであればキッチンワゴンがおすすめ。作業台として使えますし、収納スペースにもなります。
photo by IKEA|BEKVÄM キッチンワゴン
4-3.ラック・突っ張り棚
photo by ニトリネット|洗濯機ラック
photo by ニトリネット|ポールつっぱり棚
ラックや突っ張り棚は手狭な室内で空間を有効活用するのに重宝するグッズです。
洗濯機ラックを使えば洗濯機の上を、クローゼットや押入れの中に突っ張り棚を設置すれば空間を、余すことなく収納エリアとして使えます。
4-4.座椅子・クッション
ビーズクッション アースカラーキューブチェア Lサイズ ブラウン PCM-6512T
「ソファを置けるスペースはないが、ゆっくり座ってくつろぎたい」そんな気持ちに応えてくれるのが座椅子とクッションです。
「人をダメにするクッション」といわれているビーズクッションが特におすすめ。1万円前後で購入できます。無印良品などに展示してありますので、どれだけ人をダメにするのか、一度味わいに行ってみてはいかがでしょうか。
4-5.姿見
不二貿易 木製スタンドミラー HB-2715NC 姿見 ブラック 70121
独立洗面台が備え付けの部屋なら必要ないかもしれません。しかし、間取りが2点(3点)ユニットバスの部屋ですと、ユニットバスの中にある鏡ではバストアップしか写りませんので、全身を写す姿見は用意しておきたいです。
5.家具購入時のポイント
5-1.必要最低限な家具から揃える
カーテンや寝具セットなど、まずは「これは必要だ!」と思える家具から揃えていくのがよいでしょう。住み始めのうちは物もそんなにありませんので、棚、キャビネット、シェルフといった収納家具などは、入居後一段落ついてから、必要かどうかを検討しても問題ありません。
5-2.搬入経路の確認
ベッドやソファなどの大型家具は、部屋の中に搬入できるかどうか確認をしておく必要があります。具体的には物件の入口、2階以上の部屋ならエレベーターのドア幅と空間のサイズ、廊下の幅、玄関の幅、玄関から設置場所までの導線の幅を調べておきましょう。
5-3.配置場所(レイアウト)を考えておく
搬入経路の確認とともに、部屋の中のどこに置くかも決めておく必要があります。室内のスペースを何も考えないで適当に家具を買った結果、どこにも置けるスペースがなかった…なんてことのないようにしましょう。
6.家具家電付き物件・シェアハウス
この記事を読まれているのは家具の購入を検討されている方だと思われるので関係ないかもしれませんが、一人暮らしの初期費用をできる限り抑えたいという方には、家具家電付き物件やシェアハウスという選択肢があります。
賃貸情報サイトでも「家具家電付き物件」を特集しています。契約期間が「半年まで」など、一般的な賃貸物件とは契約内容が異なっていることがあるので、問い合わせの際は不動産屋に確認しておきましょう。
設置されている家具家電の例
- テレビ
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- テーブル・チェア
- ベッド
- カーテン
- 寝具セット
一方のシェアハウスは、2013〜2014年頃にやっていたTV番組の影響からか、そのライフスタイルが話題になるようになり、利用者数も年々増えています。
利用する人たちは、安く一人暮らしができることに加えて、仲間作り(趣味・仕事など)を目的としていることが多いそうです。
有名どころの「ひつじ不動産」をはじめ、シェアハウス物件を数多く取り上げている情報サイトがありますので、興味がある方はそちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング|賃貸住宅における新たな価値提案 ~シェアハウスの可能~
7.まとめ
最後に一人暮らしに必要な家具をおさらいしておきます。
必要な家具
- カーテン
- 寝具セット
- ベッド
- テーブル・デスク
- 収納家具
- テレビ台
あると便利な家具
- ソファ
- キッチンワゴン
- ラック・突っ張り棚
- 座椅子・クッション
- 姿見
これらの家具を一通り揃えておけば、生活する上で不便を感じることはないはずです。まずは必要な6つの家具から、そして生活に慣れてきたらソファやクッションなどを検討しましょう。
家具を購入する前に、搬入経路の確認と設置場所を決めておくことを忘れないでくださいね。