アパートとマンションの違いって?物件選びで知っておくべきそれぞれのメリット・デメリット

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アパートとマンションの違いってなんだと思いますか?

不動産ポータルサイトなどで希望条件の物件を探す際、一番上に「マンションorアパートどちらがいいか」を選ぶ項目がありますよね。

「家賃が安いところを狙うならアパートだよなー」「マンションって快適そうで憧れるなー」など、なんとなくアパートとマンションを区別していませんか?

もしくは、あなたの近所に「ぱっと見アパートっぽいけど、建物名は“●●マンション”になってる!」という建物はありませんか?

実際、アパートとマンションは様々な線引きがなされており、アパート、マンションそれぞれにメリット・デメリットが存在します。

この記事では、アパートとマンションの区別の仕方や、どんなメリット・デメリットがあるのかを詳しく解説します!

1.アパートとマンションに明確な定義はない

1ー1.法律、業界の規定は存在しない

アパートとマンションには、法律や不動産業界で定められたような明確な定義はありません。しかし、どの不動産会社もおおよそ共通認識を持った上で2つを区別しています。

1-2.2つの呼び名が生まれた歴史的背景

戦前、日本に存在していた集合住宅は概ね「アパート」と呼ばれていました。

その後、1964年の東京オリンピック開催が景気に影響し、東京都を中心に団地開発が進行。富裕層のみが手を出せる「アパートを豪華にした集合住宅」という意味合いで「マンション」が使われ始めました。

ちなみに、英語のマンション(mansion)は「豪邸」という意味ですが、集合住宅のような意味はありません。

2.物件情報におけるアパート・マンションの区別

明確な定義がないとはいえ、実際に不動産業者がアパートとマンションをどんな風に区別されているのかは、物件を探す側としても抑えておきたいところですよね。

実際どのように線引きしているのか見ておきましょう。

2-1.建物の構造

アパートとマンションを区別するもっともメジャーな線引きが、建物の構造です。

アパートは木造もしくは軽量鉄骨造、マンションは鉄筋コンクリート造(RC)や鉄骨造という区別をする不動産業者がほとんど。建物の構造は、建設時のコスト、つまり賃料に影響しますし、防音性や通気性にも関わる部分。

構造による線引きが、アパートとマンションそれぞれのイメージに直結しているといっても過言ではありません。

2-2.建物の階数

「アパート」は2階建か3階建まで、マンションは3階建て以上のものがを差すことが多いです。ただし、古い団地のアパートでは4階建や5階建のものもあります。

なお、6階建以上になると法的にエレベーターの設置義務が発生しコストがかかります。高度経済成長期に造成された団地に5階建のアパートが多いのはそのためです。

2-3.建物名

建物名によく使われる、「アパート」「マンション」「ハイツ」「コーポ」「メゾン」といった単語ですが、これらにも特別な決まりはありません。

たとえば「ハイツ」は英語(heights)で高台を意味し、高台の集合住宅によく使われます。

「コーポ」は英語のcooperative house(共同住宅)を略した和製英語、「メゾン」はフランス語(maison)で家を意味します。

2-4.管理体制

マンションの場合、9時~17時など日中はエントランスに管理人さんが常駐している場合があります。一方アパートの場合、管理人がいない建物がほとんどです。

また、「マンションの方が防犯カメラやオートロックなどセキュリティ面がしっかりしている」というイメージもありますが、近年アパートでも防犯カメラやオートロックのついた物件が増えています。

アパートとメリットの違いがおおよそわかったところで、次はそれぞれ住む上でのメリット、デメリットについて紹介します。

3.アパートを選ぶメリット

3-1.家賃が安い

鉄筋構造のマンションに比べると、アパートは建設コストが安いため賃料・管理費もそれに準じて安く設定されています。月々の家賃を抑えることが可能です。

3-2.通気性が高い

木造の場合は建物自体の通気性が高いため、空気の通り道があります。外気温と室温の差が発生しづらいため、夏に室内で熱がこもったり、冬に窓が結露したり、といった現象はマンションに比べて起きづらいです。

4.アパートを選ぶデメリット

4-1.近隣の音・振動が気になる

木造の特性上どうしても隣室や上下階の音や振動が伝わりやすくなります。他人の出す音が気になってしまう人にとっては住み心地はよくありません。

4-2.防犯対策がしづらい

多くのアパートは、部屋のドアから出入りするのが道路から見える構造になっています。そのためドアからの出入りが把握されやすいのが難点です。空き巣や性犯罪などに巻き込まれないためにも、特に女性の一人暮らしは出入口が道路からわからないような物件をおすすめします。

5.マンションを選ぶメリット

5-1.防音性に優れている

鉄骨構造のマンションで優れているのは何と言っても防音性です。近隣の音が遮断されている上、自分自身の生活音も周りに聞かれにくいので、音に関して神経質にならずに生活できます。

5-2.耐震・耐火構造

マンションは鉄筋構造のため、木造のアパートよりも頑丈。耐震性、耐火性に優れています。

5-3.セキュリティ

6-1で説明している「賃料が高い」というデメリットを受け入れてでも、オートロック付きなどのセキュリティ対策がなされたマンションを選ぶ女性は少なくありません。

6.マンションを選ぶデメリット

6-1.賃料が高い

建物の構造や管理体制がしっかりしている分、月々の家賃はアパートよりも高めになってしまいます。特に管理人常駐、オートロック付き、エレベーター付きなどの場合は管理費が高く設定されています。

6-2.湿気がこもりやすい

マンションは構造上機密性が高いため、特に冬は外気温と室温の差が激しくなります。

そのため、窓が結露でびしょびしょになったり、クローゼットにカビが生えるなんてことも。

24時間換気がついていない物件はこれらの傾向があるため注意して選ぶようにしましょう。

まとめ

アパート、マンションそれぞれにメリット・デメリットがあり、一概に「なんとなく高級そうだからマンションの方がいい」とは言えません。

また、二つの区別も法的に決まったものではないので、「限りなくマンションに近いアパート」やその逆も存在します。

建物の名称や区分にまどわされず、じっくり内見をおこなうことが理想の住まい探しにとって重要です。

家賃の予算感やご自身の生活スタイルに当てはめながら、アパート・マンションどちらがいいか考えてみてください。

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